ShigeRokuBlog

アニメ・マンガ・映画――ポップカルチャー全般を語る日記。

『キル・ビル Vol.2』を見た

 

 レンタルにて『キル・ビル Vol.2』を鑑賞。

落ち着くところに落ち着いたラストは不満はないが、全体で見ると圧倒的熱量を持ったパート1に比べると見劣りする。ビルと過去に何があったかなどドラマ主体だったし、アクションシーンも1対1だったし。

パート1が「ジャパニーズ全開」だったのに対し、パート2は中華テイストな映画だった。修行シーンはもろジャッキー・チェン映画だし、復習相手へのトドメを指す技も中華拳法だったし(むしろ北斗の拳か?)。いち日本人の視聴者としては、外国人によって極大解釈された日本が描かれるパート1のほうが面白く見れた。

印象に残ったのは、棺桶から脱出するシーン。手足を縛られ蓋は釘でガッシリと固定されて「これ、脱出無理だろう……」と思っていたところ、まさかパンチでぶち破るとは驚愕である。でも、直前に描かれた修行シーンの積み重ねで妙に納得してしまった。